コラム「スポーツで健康ライフ」第23回
この夏は「いばらきの海」でレジャーとスポーツを楽しもう
海水浴を楽しむひとときは、砂浜を歩いたり波に揺られたりしながらのんびり過ごすだけでも意外といい運動になるものです。今回は、茨城県内の海水浴場情報と安全に海水浴を楽しむためのポイントをご紹介します。
大空と太陽のもと、爽やかな潮風や波の音に包まれて過ごす海辺のひとときは格別な開放感があります。海あそびはもちろん、ビーチバレーやビーチサッカー、ビーチフラッグスなど砂浜で楽しむスポーツも海水浴の楽しみのひとつ。また、茨城県内にはサーフィンやボディボードなどのポイントも多いため、海水浴場の隣でマリンスポーツの体験教室やイベントなどが開かれることもあります。
レジャーでもスポーツでも、開放感たっぷりの海辺で思い切りからだを動かして、心身ともにリフレッシュしてみませんか。

茨城県内のおもな海水浴場
磯原二ツ島海水浴場(北茨城市)
週末に合わせて開催予定のジュニアライフセービングイベントなど、ライフセイバーによるイベントも人気。磯原海岸のシンボルとなっている二ツ島は、パワースポットとしても注目されています。
開設期間:2026年7月17日~8月16日

久慈浜海水浴場(日立市)
波が穏やで遠浅なため、小さな子どもがいる家族連れにもおすすめの海水浴スポット。更衣室や障がい者用のトイレなどの設備も整っています。
開設期間:2026年7月18日~8月23日

阿字ヶ浦海水浴場(ひたちなか市)
約1.2kmにわたって続く広い砂浜が特徴のひとつ。近くにビーチバレーコートもあります。ひたちなか海浜鉄道湊線の阿字ヶ浦駅から徒歩5分と、車がなくてもアクセスしやすい立地も人気の理由です。
開設期間:2026年7月18日~8月23日

大洗サンビーチ海水浴場(大洗町)
障がいがある方や高齢者も安心・快適に過ごすことができる設備が整ったユニバーサルビーチで、水陸両用の車いすのレンタルも可能。サーフィン等のマリンスポーツ体験も楽しめます。
開設期間:2026年7月18日~8月16日

イベント情報
- 7月25日(土)・26日(日) 第36回 2026ビーチバレーin大洗
毎年恒例のビーチバレー大会。大洗サンビーチのビーチバレーコートにて熱戦が繰り広げられます。
イベント情報はこちら
平井海水浴場(鹿嶋市)
広い砂浜と遠浅の海岸、透明度の高い海が特徴。夏は比較的波が穏やかなため小さい子ども連れのファミリー客も多く、サーフスポットとしても人気です。
開設期間:2026年7月18日~8月16日

波崎海水浴場(神栖市)
遠浅で白い砂浜ときれいな水が特徴。海水浴はもちろん、サーフィン・ボディーボードのポイントも充実しています。隣接する休憩施設にて、温水シャワー(有料)や水洗トイレが利用できます。
開設期間:2026年7月18日~8月23日

海はプールと違って波や潮の流れがあるため、泳ぎが得意な人でも溺れてしまうことがあります。また、陸から海へ吹くオフショア(陸風)が強いと浮き輪やフロート遊具、サーフボードなどの乗り物が沖へ沖へと流され、岸へ戻れなくなってしまうこともあるため、十分な注意が必要です。
海へ行く前には気象条件などをしっかり確認するとともに体調にも気を配り、疲労や睡眠不足を感じたら海に入らないようにしましょう。また、海に入る前の準備運動も忘れずに!
安全に海水浴を楽しむための9つのポイント
1.管理された海水浴場で泳ぐ
ライフセーバーや監視員などが常にいる海水浴場など管理された安全な場所で楽しみ、「立入禁止」「遊泳禁止」などと表示がある場所には絶対に近づかないようにしましょう。
2.荒れている海には近づかない
海は天候によって危険度が大きく変化し、波が高く荒れている場合はとても危険です。空は晴れていても波や風が強いこともあるため、お出かけ前に波情報などを確認して、海が荒れることが予想される場合は予定を変更しましょう。現地では、監視塔に掲げられている遊泳条件フラッグの色も確認し、「赤」の場合は決して海に入らないでください。

3.遊泳区域内で楽しむ
管理海水浴場には、遊泳区域を示す旗やブイロープが設置されています。海に入るときは遊泳区域内で遊び、区域外には決して出ないようにしましょう。
4.体調が悪いときは無理をしない
体調が悪いときに水に入るのは危険です。自身の体調を把握して、疲労や睡眠不足を感じる場合などは、決して無理をしないようにしましょう。
5.単独行動を避ける
一人で行動した場合、事故に遭っても周囲の発見が遅れて、深刻な事態となりかねません。複数人での行動を心掛けましょう。また、出かける際に、家族や友人に行き先や帰宅時間を伝えておけば、万一のときにも異常に気付くきっかけとなり、速やかな救助につながります。
6.子どもから目を離さない
子どもは大人と比べて危険を察知する力が弱く、小さな波にも足をすくわれて沖に流されたり、溺れたりすることもあります。子どもの体に合ったライフジャケットを着用させるとともに、常に目を離さないようにしましょう。
7.お酒を飲んだら海に入らない
お酒(アルコール)が体内に入ると、判断力や注意力、集中力、さらには運動能力も低下するため大変危険です。また、子どもから目を離すことにもつながりかねません。海上保安庁の発表によると、飲酒をして海水浴中に事故に遭った人の死亡率は飲酒をしていない人の約2倍も高いとされています。
8.ライフジャケットの常時着用
水の事故で生死を分ける重要な要素となるのが、ライフジャケットの着用です。水中に落ちたときに、ライフジャケットが脱げてしまったり、膨張式のライフジャケットが膨らまなかったりということがないよう、体のサイズに合ったライフジャケットを適切に着用するとともに、着用時の保守・点検を心掛けましょう。
9.連絡手段の確保
万一、水の事故が起きたときに、救助機関に速やかに通報できるよう、携帯電話などの連絡手段を確保しておきましょう。水没して使えないといった事態を防ぐため、ストラップ付き防水パックの利用がおすすめです。
救助が必要なときは、「110番(警察)」又は「119番(消防)」に連絡しましょう。海上における事故の場合は、海上保安庁の緊急通報用電話番号「118番」に連絡してください。海の事故で救助を求める際は、携帯電話のGPS機能をONにしたうえで遭難者自身が「118番」に直接通報することで海上保安庁が正確な位置を受信することができ、迅速な救助につながります。
海で遊ぶときの注意について、くわしく紹介されたこちらのページもご覧ください。

海には、クラゲやエイなど危険な海洋生物もいます。これらの危険生物に刺された場合は、すぐに海から出て受傷部分を冷やすなどの対処をし、医療機関を受診しましょう。
また、熱中症予防のために帽子やビーチパラソルを使い直射日光に長時間当たり過ぎないよう注意するとともに、こまめな水分・塩分補給を心がけ、安心安全に海辺のレジャーやスポーツを楽しみましょう。