お知らせ
令和6年度生涯スポーツ功労者及び生涯スポーツ優良団体表彰について
生涯スポーツ功労者及び生涯スポーツ優良団体表彰は、地域又は職域におけるスポーツの健全な普及及び発展に貢献し、もって地域におけるスポーツの振興に顕著な成果をあげたスポーツ関係者及びスポーツ団体を対象に、毎年度、文部科学大臣が表彰を行うものです。
今年度は、10月18日(金)に東京都千代田区にある中央合同庁舎にて表彰式が挙行され、生涯スポーツ功労者や生涯スポーツ優良団体に表彰状の授与、並びに記念品の贈呈がありました。
本県からの今年度の受賞者、並びに団体をご紹介いたします。
本県からの受賞者・団体のご紹介
氏名をクリックすると各受賞者・団体の紹介へ移動します。
生涯スポーツ優良団体
生涯スポーツ功労者
小林 忠雄 さん
- 茨城県剣道連盟居合道部長
生涯スポーツ功労者表彰の喜び
この度は、生涯スポーツ功労者として文部科学大臣表彰を賜り、大変光栄に存じます。これも偏に、お力添えを頂いた多くの皆様のお陰とこの場をお借りしまして感謝申し上げます。
思い起こせば、私が剣道と出会い、居合道を始めて70年が過ぎました。その間、全日本居合道大会の茨城県代表選手を第一回大会から21年間務め、なかでも昭和56年に茨城県で開催された第十六回全日本居合道大会において、大会史上初の各段個人・団体で完全優勝を果たしたことは良い思い出であります。
茨城県剣道連盟居合道部長を務めていた平成30年に再度、茨城県で第五十三回全日本居合道大会が開催されることになり、前回とは違う立場で大会に向けて奔走しました。茨城県一丸となり、団体優勝を果たしたことも感慨深いものがありました。
26歳の時に屋敷の中に道場を作り、居合道の普及・強化を目指し、後進の育成に力を注いだことで今日の私が形づくられました。私が体得した技術や精神等は恩師から受け継いだ教えが根底にあり、それを一人でも多くの後進に引き継いで初めて道と呼べると考えているからです。
自然で剣理にかなった居合を目指し修行途中の身でありますが、一層精進を重ね、道の発展に微力を尽くす所存です。改めて皆様のお力添えに感謝申し上げまして、生涯スポーツ功労者表彰の報告とさせていただきます。
黒沢 豊 さん
- 古河市スポーツ協会会長
スポーツの発展と地域の活性化を目指して
この度は、私の長年のスポーツへの取り組みを評価していただき、生涯スポーツ功労者表彰という輝かしい賞を頂戴し大変光栄に思っております。
私がスポーツ少年団の認定指導員となり、スポーツの指導に関わって以来40年近くがたちました。このように長きにわたり、私がスポーツの指導や大会の開催や運営に尽力し続けることができたのは、地域の皆さまや少年団の子供たち、地域のスポーツの発展を目指し、共に指導に取り組んできた仲間たちのご支援とご協力のおかげです。子供たちの成長と地域の発展に貢献してくれた全ての人に、この場を借りて心から感謝を述べさせていただきます。本当にありがとうございました。
受賞の喜びを胸に、今後も地域のスポーツの普及奨励のための指導や大会の企画等に尽力し、スポーツを通じた街づくりに携わり、地域の活性化に寄与することを新たに決意しました。
引き続き皆様のご支援とご指導を賜りますようお願い申し上げます。
佐藤 直子 さん
- 茨城県エアロビック連盟副理事
振り返れば感謝の道
この度、生涯スポーツ功労者賞という名誉ある賞を頂き、これもひとえに私を支えて下さった仲間や家族、地域の皆様のご協力があっての事です。心より感謝申し上げます。
エアロビック指導を始めて33年間、ただ目の前の事に夢中で進んで来た思いです。エアロビックを通じて赤ちゃんから高齢者の方が笑顔になり、地域の健康づくりに少しでも役立てた事は大変嬉しく思います。
振り返るとこの間、子どものクラスが減少し、高齢者向けクラスが増えるなど世の中の変化に戸惑い、何度も辞めたいと感じた事もありました。また、自身の未熟さへの自己疑念に悩んだ時も多々あり、その度に支えてくれたのは、毎週元気に運動を楽しむ高齢者の皆様、笑顔いっぱいの親子の方々、先生ありがとうの言葉、そして何よりもそばで支えてくれた家族と連盟の方たちでした。家族には指導やイベントの度に長時間家を空け、負担をかけ、我慢や淋しい思いをさせる事が多くありました。それでもいつも私の夢や仕事を理解し、励まし協力してくれた事に心から感謝しています。また、エアロビック連盟の設立から関わらせて頂き、多くの同志に恵まれました。 イベントや事業を共に笑い合い支え合い、仲間の存在があったからこそ、私は活動を続けてこられました。改めて感謝致します。
今後もこの賞を励みに、スポーツが人と人を繋ぎ笑顔で元気にしてくれる魅力を幅広い世代の方に伝え、地域の健康づくりに貢献していきたいと思います。本当にありがとうございました。
生涯スポーツ優良団体
武藤 精一 さん
- 龍ケ崎市ゲートボール連合会理事長
老若男女のスポーツ・ゲートボール
この度は、思いがけず生涯スポーツ団体表彰を賜り、誠に光栄に存じます。
設立は昭和59年度から始まり、会員300名を超える勢いで恵まれた環境でした。諸先輩方の努力と精進のお陰で過去には、世界選手権名古屋大会、ソウル大会と2度の優勝に輝きました。国内に於いては全国選抜、ゲートボール議員杯G-1、北関東大会等、数多くの優秀な成績を収め勇姿が語り継がれております。
ゲートボールは老人のスポーツと言われておりますが、現在、全国では高校生の活躍が多く見られます。例えば、東京都の開成高校、栃木県の作新学院と華々しく活躍をされております。龍ケ崎市ゲートボール連合会でもコロナ前まで、市の小学生を対象としたカリキュラムを進めておりました。このように老人のみのスポーツでは無く、老若男女のスポーツなのです。
我が連合は、茨城県ゲートボール連合会及び県南ゲートボール連合会の指導のもと、親しみやすい団体を目指し、地域の皆様と一緒に協働の団体で有りたいと考えております。今後も龍ケ崎市のふれあい公園を中心に市民の方々との出会いを大切に、老人のみが元気になるのでは無く、地域の人々を元気にし、地域に貢献出来るように頑張っていこうと考えております。