お知らせ
令和5年度生涯スポーツ功労者及び生涯スポーツ優良団体表彰について
これは、地域又は職域におけるスポーツの健全な普及及び発展に貢献し、もって地域におけるスポーツの振興に顕著な成果をあげたスポーツ関係者及びスポーツ団体を表彰するものです。
今年度は、10月13日(金)に東京都千代田区にある中央合同庁舎にて表彰式が挙行され、生涯スポーツ功労者や生涯スポーツ優良団体に表彰状の授与、並びに記念品の贈呈がありました。
本県からの受賞者・団体のご紹介
氏名をクリックすると各受賞者・団体の紹介へ移動します。
生涯スポーツ功労者
大村 久 さん
- 日本ハンドボール協会 評議員
- 関東ハンドボール協会 会長
- 茨城県ハンドボール協会 副会長
ハンドボールと共に半世紀
この度は、令和5年度「生涯スポーツ功労者」賞を賜りましたこと、大変光栄に存じます。過日、室伏広治スポーツ庁長官より受賞いたしました。
思い起こせば昭和49年の第29回国民体育大会(水と緑のまごころ国体)にハンドボール競技の選手として、令和元年には第74回国民体育大会(いきいき茨城ゆめ国体)の競技会役員として、地元茨城県開催の2回の国体に参加することができました。
昭和48年、水海道二高に赴任し指導者生活をスタートして22年間務めました。その後、平成9年から県協会・関東協会役員として協会の組織改革、後進の育成、さらには競技の普及と強化を目指し、関東8都県協会の連携協力を重点に運営に関わってまいりました。
今年10月には日本男子代表チームが36年ぶりにオリンピック出場権を獲得し、女子代表チームはアジア大会で初優勝を収めました。本県出身の選手が男女ともに活躍している姿が大変喜ばしく誇りであります。益々の活躍を期待しています。
今後も、競技発展のために一層精進して参る所存であります。
糸川 明子 さん
- 茨城県スキー連盟 理事
- 茨城ジュニアスキークラブ 会長
選手と共に夢を追いかけて
この度は、このような大変名誉ある賞をいただき誠にありがとうございます。また、関係者の皆様へ心より感謝申し上げます。
この栄誉は私自身ではなく、茨城県スキー連盟の競技本部スタッフの皆様で受賞したものと思っております。私と茨城県スキー連盟との関わりは、平成4年冬季スキー国体に参加し、その後約10年間現役選手としてお世話になりました。当時の県連スタッフの皆様は、秋田県出身で不安でいっぱいの私を温かく迎え入れ、丁寧にサポートしてくださいました。その期待に応えたいと頑張りましたが、上位入賞はできませんでした。悔いが残りましたが、次は選手を支える側として貢献できればと、選手育成や支援する立場で現在まで活動しています。特に、第74回国民体育大会(いきいき茨城ゆめ国体)で、ポイント獲得を目指し強化してきた選手達が、見事に結果を出してくれた時は、自分の夢が叶ったかのように嬉しかったことを覚えています。
私は好きなことを夢中になって取り組んできたに過ぎません。その活動をこのような形で認めていただき、とても嬉しいです。今後も、スキーに興味を持つ子供達やオリンピック出場・国体入賞と夢を追う選手達のベストなサポートができるよう、精進したいと思います。
藤咲 厚郎 さん
- 茨城県ボクシング連盟 理事長
生涯スポーツ功労者表彰を受賞して
この度は、栄えある賞を頂戴し誠にありがとうございます。受賞できましたのは、私ひとりの力ではなく、これまでに私を指導して育ててくださった先輩の皆様と、日々共に活動して取り組んでくださっている同僚の皆様のお陰と実感しております。
特に思い出に残っているのは、2002年の茨城インターハイと2019年の第74回国民体育大会(いきいき茨城ゆめ国体)です。指導者・運営という立場から参加できたことを嬉しく思います。「大会が終わらないで欲しい。」という気持ちで仕事ができたことは、何よりも幸せでした。
今年は来年開催のパリオリンピックヨーロッパ予選、アメリカ大陸予選、オセアニア大陸予選の審判として貴重な機会を頂きました。公平・公正なレフェリングに努め、リング上の両選手が自分のパフォーマンスを出し切れるよう、最後のゴングが鳴った時、両選手が抱き合って互いをたたえ合う姿が真のスポーツだと考えております。
今後とも、皆様の期待に添えますよう、お力添えを頂きながら、より一層、仕事に邁進して参ります。引き続きご指導頂きますよう、よろしくお願い申し上げます。
生涯スポーツ優良団体
藤森 秀信 さん
- 牛久市バドミントン連盟 会長
正に、生涯スポーツを楽しむ
この度、生涯スポーツ優良団体として文部科学省より永年の活動実績を認められ、当連盟が表彰を賜りました。偶々、会長就任間もない私が代表して出席しましたが、高橋元会長・中島前会長を始めとする歴代の役員が熱心に活動を続けて来られた賜物でありました。当連盟は昭和56年にバドミントン同好の士が集まって発足し(当時はバドミントン部)、以来、中学校の体育館をお借りしながら市民大会を催すなどバドミントン活動の輪を広げて来ました。
日本でバドミントンが紹介されてから100年を超え、日本バドミントン協会が昭和21年に発足したことを考えると、当連盟は必ずしも非常に長い歴史を有している訳ではありませんが、一般市民が正にバドミントンを楽しむために連綿と活動を続けてきました。現在は年間4つの大会、延べ10日間の講習会を催すようになり、市内外の愛好者が集って技術向上だけで無く、親交を深める場を提供しているものと自負しています。今後も連盟加盟団体(現在登録10団体)のメンバーを中心に、老若男女の方々がバドミントンを生涯スポーツとして楽しめるような活動にして行きたいと思います。
廣瀬 清司 さん
- 龍ケ崎市スポーツ協会バドミントン部 部長
龍ケ崎市をバドミントンの町に!
この度は、生涯スポーツ優良団体表彰を賜り、誠に光栄に存じます。
昭和59年の設立当初から茨城県大会において団体戦及び個人戦で優勝等の好成績を収めました。毎年、バドミントン大会を3回開催するとともに、スポーツメーカーの選手や大学の先生を講師として招き、技術の向上と選手の交流を深めることを目的に市民バドミントン教室を開催しております。また、小学生の育成については、スポーツ少年団を結成し、好成績を収めてきました。中学生の育成についても中学校の部活動に外部指導者を派遣し、技術の指導を行い、中学校の顧問の教師と協力して生徒の育成に努めてきました。
現在、ニューライフアリーナ龍ケ崎においても、毎週1回バドミントンタイム時に多くの市民の健康向上や技術向上を目的に指導をしています。
今後も、この名誉ある受賞を励みに、龍ケ崎市民がバドミントンにより親しむことができるよう、大会や教室等を行い、社会に貢献していきたいと考えております。