明治安田J1百年構想リーグ東地区王者・鹿島アントラーズの記者会見レポート

鹿島アントラーズインタビュー

昨シーズン、J1リーグにおいて史上最多9回目の優勝を飾った鹿島アントラーズ。新時代へ向けた新たな取り組みとして今年2月から6月にかけて開催された「明治安田J1百年構想リーグ」でも東地区(EASTグループ)の頂点に立ちました。
西地区(WASTグループ)王者のヴィッセル神戸とのプレーオフラウンドの結果惜しくも優勝は逃しましたが、全体2位の好成績を残し、早川友基選手、濃野公人選手ら7名がJ1EASTベストイレブンに選出されました。

令和8年6月9日、小泉文明社長、鬼木達監督、濃野公人選手が茨城県庁を訪れ、大井川知事にリーグ戦の結果を報告しました。会談では、J1初となる茨城ダービーの盛り上がりやメルスタでの人気のスタジアム・グルメ「しらす丼」や「ハラミメシ」も話題にあがり、8月に開幕する2026/27シーズンでの連覇やアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)優勝へ向けて知事から期待と激励の言葉が寄せられました。
会談後に開かれた記者会見での小泉社長、鬼木監督、濃野選手のコメントをご紹介します。

鹿島アントラーズの記者会見レポート

鹿島アントラーズの記者会見レポート

 

今シーズンを振り返り、今の気持ちを聞かせてください。

鬼木監督
まず、結果的には悔しいシーズンになりました。最後プレーオフの2試合、アウェイの1発目で結果を残せなかったことが悔やまれます。
ただ、すべてにおいて悔しさを感じたわけではなく、昨シーズンから今シーズンにかけては選手の成長を感じることができる場面が多くありました。メンタルの面でもサッカーの面でも、選手たちはとても成長しています。そこをポジティブにとらえ、来シーズンへ向かっていきたいです。

インタビューに答える鬼木監督

濃野選手
監督の言葉通り、優勝できなかったのでシーズンとしては悔しい終わり方ではありました。ただ、確実にチームとして掴んでいる手応えは感じているし、いい積み重ねができた半年間だったと感じています。この経験を糧に、新シーズンへ向けて頑張っていきたいです。

インタビューに答える濃野選手

ホームゲーム無敗、入場者数の更新記録を続けていることへの思いはいかがですか?

小泉社長
ホームでは無敗を継続し、東地区で首位になったことは大きな意味があり、メルスタでの熱気やエネルギーを強く感じています。1試合平均で過去最高の入場者数を更新することができました。また2025シーズンは売上も過去最高を記録しました。成績とともに経営面の上昇も実感しています。
アジアチャンピオンズリーグエリートもあるので、クラブとしてはより飛躍が期待される1年になると思います。監督、選手、クラブ一丸となってACLEとリーグのトップをとれるよう頑張っていきたいです。

インタビューに答える小泉社長

満員のスタジアムやたくさんの観客の存在は、選手にとってどんな意味がありますか?

濃野選手
サポーターのみなさんの声援は、間違いなく選手の力になっています。たとえば、試合が90分ある中で、後半の70分、80分頃になると脚がキツくなってくるんです。それでも、サポーターの声援が耳に届くと勝手に脚が動く。言葉で表すのが難しいようなパワーになるんです。みなさんの応援は、選手に届き、大きな力になっています。

水戸ホーリーホックがJ1に入ったことで、変化や効果を感じる部分はありますか?

鬼木監督
我々の対戦は茨城ダービーという位置付けになるので、県民のみなさんの注目度もやはり上がりますね。これはサッカー界を盛りあげる意味でも大事なことですが、県民のみなさんにとって活力の源にもなると思います。
なにより、身近に切磋琢磨していける相手がいることで、茨城のサッカー文化をより盛りあげていくことができると思っているので、茨城ダービーの実現を嬉しく感じています。
水戸は力のあるチームですが、鹿島はチャンピオンであり、ふさわしい戦いを見せ続けていかなくてはいけません。それは水戸に限らず、どこのチームと対戦するときも同じです。Jリーグを牽引するチームとしての自覚をもって、強さを見せられる戦いをしていきます。

最後に、新シーズンへ向けての意気込みを聞かせてください。

濃野選手
昨シーズンはサポーターのみなさんと最高の景色を見ることができました。僕はピッチ上からそれを見ることができ、本当に、何物にも代えがたい最高の景色でした。
だから、またあの景色を一緒に見られるよう日々の練習から取り組み、1試合1試合全力を出していきたいです。

鬼木監督
全チームが、対チャンピオンという意識で全力で挑んでくると思います。そういう相手に対して自分たちが力強く戦うことで、チームがより強くなっていくと考えます。とにかく力強く、次のシーズンを全力で戦っていきたいです。そして、またしっかりと「タイトル」というものを目指していきたいと思います。

鹿島アントラーズインタビュー

 

鬼木おにきとおる

1974年千葉県生まれ。市立船橋高校卒業後、1993~1997年、1999年に中盤の選手として鹿島アントラーズで活躍。2007年から指導者に転向し、2017年から川崎フロンターレでJ初監督に就任すると、8年間で7冠のタイトルを獲得する快挙を達成。2025年シーズンから古巣・鹿島アントラーズのトップチーム監督となり、就任1年目でJ1リーグ優勝に導く。常勝を支えるマネジメント力や緻密で革新的な戦術による手腕を発揮し、Jリーグ史上初の2クラブでのJ1制覇を達成した。

濃野のうの公人きみと

2002年大阪府生まれ、福岡県出身。ポジションはディフェンダー(右サイドバック)。ヴァレンティアFC(佐賀)-サガン鳥栖U-15-大津高(熊本)-関西学院大を経て、2024シーズンより鹿島アントラーズに加入。プロ1年目にしてJリーグベストイレブンに選出される活躍を見せる。今回の明治安田Jリーグ百年構想リーグ・地域リーグラウンド でも、J1EASTベストイレブンに選出された。

小泉こいずみ文明ふみあき

1980年山梨県生まれ。早稲田大学商学部卒業後、大和証券SMBC、ミクシィ取締役執行役員CFOなどを歴任。2013年12月株式会社メルカリに参画し、2014年3月取締役、2017年4月取締役社長兼COO、2019年9月取締役会長就任。2019年8月より株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー代表取締役社長に就任。

 

関連リンク

鹿島アントラーズ情報
鹿島アントラーズ公式サイト

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